3.08.2012

ヨーロッパからの取材、フォトシューティングについて

ヨーロッパからの取材について詳細を書きます。

◇突然届いたメール…
Hey there,
I like your blog! …

と、突然届いたメールはオランダのクリエイティブフォトグラファーの"ロードさん"こと"Lodewijk Duijvesteijn "からでした。

普段からSNOWSTICKに興味がある方から、突然のメールが届くのは慣れっこだったのですが、海外からとなるとチョット驚き。しかも言語の壁もありで…

幾度かメールを交わしていくうち、ロードさん自身サーファーで、スノーサーフィンが大好きと分かり、その後58SWを購入したいとのことでオランダへ海外輸送をすることになりました。

Facebookでも繋がり、オランダのパウダー系雑誌の企画として今回の取材申請が通ったら、秋田のコンディションの良い時期伺って撮影をしたいと、オファーが!
この辺りからはもう流れに身をまかせるまま…とりあえず全力で楽しんじゃおうと決め込み、時を待ったのでした。

◇ときは1月…
ついに秋田取材に申請が通ったとのメールを受け、取材の時期は秋田の天候が安定しだす2月末頃に決定したのでした。

◇ついに撮影:フォトシューティング…
メンツは
SNOWSTICKライダーのヤスさん(白馬)
同じくSNOWSTICKライダーで通訳で大活躍してくれたショー
カメラマンの将彦さん
ローカルスノーサーファーのイグっちゃん

とにかく撮影は天候、コンディションに左右されるので、神頼み的なところもありますが、天気図を参考にし続け、そして周りの協力もあり、撮影2日前まで悩んだ撮影初日の場所は秋田駒ヶ岳に決定。そして当日、駒ケ岳のスノーキャットオペレーターの方に「今日は今シーズンいちのコンディションですね〜」との言葉を頂き、最高の撮影を終えたのでした。

クリエイティブフォトグラファーのロードさんとオイラ
Photo:Masahiko.Sato

http://instagr.am/p/H6TL0TuFN1/ 


◇ロードさんから聞いたヨーロッパのスノーサーフィン事情…
極論、ヨーロッパではスノーサーフィンというジャンルはまだまだ発展途上とのこと。
日本は海と山が隣接し、どちらにも簡単にアクセスできることも手伝って、日本のスノーサーフィン事情は他国から比べ先進的であるとのコメントでした。そもそも、日本のスノーボード発祥は田沼さんのスノーサーフィンですからルーツが違いますね。

日本でもそうですが、キャンバーのスノーボード全盛時代が陰りを見せ、沢山の方が新しいスノーボードライフを探しているのが現状。それは世界でも一緒の流れですね。

◇日本スノーサーフシーンについて…
現在のスノーサーフシーンはGENTEMSTICKの玉井さんを代表に先人たちのたゆまない活動があってのことと理解していますが、そこにはMOSSの田沼さんが1971年のテストボード1号機から現代に至るまで、しっかりとスノーサーフシーンを作り続けていることも間違いないことと理解しています。

一般的に見たスノーサーフシーンは…深い眠り(本当は...光がなかなか差し込まない水面下に近い所で脈々と増幅し続け...)から目覚め、時代の波と同調し、温かい色の朝日を浴び始めている。といった所ではないでしょうか。

◇今後の展開は…
今回の撮影は来季発売予定のパウダー系雑誌2社にアップが決まりましたが、ロードさんは、「来シーズンはヨーロッパにおいで!」っと既にオファーを。さ〜どうなることやら。今後の展開が楽しみでしかたないですね〜。
まずは今できることを全力で!ですね。

長文をここまで読んでくださった皆さん、そして協力してくださった皆さんありがとうございました。是非オイラと絡んでください。そして山で一緒に滑りましょう〜♪


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Snowsurfer Naoto Kotsugai 小番 直人

日本海を望む霊峰"鳥海山"の麓町に生まれ育ち、一年を通して山 海にてサーフィンを楽しんでいる。現在は日本のスノーサーフィンの生みの親である田沼進三氏の元でスノーサーフィンスピリットを継承中。