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7.10.2023

ビンテージボードとPQ54

「前足の使い方が、PQ54(SNOWSTICK)に似ているから試してみて」

と、最近ガレージセールで手に入れたと言う、ヴィンテージボードを渡してくれたのは、ATLANTIC COFFEE STANDのヨッシーこと、吉川プロ



興味津々!

サーフとスノーサーフの関係性を追求している私には、最高の勉強材料!

しかも、私の一番お気に入りのSNOWSTICKに似たフィーリングのサーフボードとは!?


よくよく話を聞くと・・・


  • 直人くんがスノーサーフィンのカービングでやっている前足使いに近い。
  • 前足でターンをしていく。
  • 前足の角度を立てる動作でターンをする。

更に聞くと・・・

  • 某誌 編集長が、ATLANTICで行ったガレージセールで、ヨッシー自身が購入したボード
とのこと。


これはテンションアップ!

このめぐり合わせは間違いなく楽しいやつ!



ボードをよく見ると、

ショートボードレボリューション期の後、80年代に作られたであろうこのツインフィンは、レングスが5'7" 位?一見かまぼこレールかと思ったほど分厚いボード。でもよく見るとラウンドしたレールはボキシー形状をしている。


14年前、80年代のかまぼこレールのシングルショートボードを修復して乗ったことがあるが、

かまぼこレールのビンテージボードに乗った感想は…

覚えていない。忘れている。もう一度乗りたい。

と言ったところ。







よくよくボードを見ると・・・

かまぼこレールではなく、ボキシーレール。

レールが緩やかにラウンドしている


◯ボキシーレール

  • レールに浮力があるので反応が重たい。
  • しっかりとした荷重移動を行わないとレールが入りにくいので、レールワークの練習にはよい。


MOSS SURFBOARDSのWing Pin 6'4" のレールと似ている。

参考ページ

Wing Pin 6'4" 解説


◯テール形状は・・・

  • ダブルウイングスワロー。
ワイドなアウトラインに、テールを絞って操作性をアップさせる目的。


◯ボトムは・・・

ゆるいVeeボトム。


ツインフィンの間にチャンネルって言うイメージを持ってしまうのは私だけかわからないが、この組み合わせも面白い。


それでは乗ってみよう!

ヨッシーのアドバイスでは一宮メインがおすすめ。
ときより来る太もも・腰のスモールコンディションを狙う。


この日は、日曜日で大混雑の中、ロータイドに向かう昼前。
潮が引ききると波は良くなくなっていくとの情報。



◯乗った感想

小波で混雑の状況なのでまともに乗ったのは4本。
ロッカーの良さ!?デザインバランスの良さ!?
だと思うが、パドル、テイクオフ、アップス、ターンすべてがスムーズですごく楽しい!




  • ボードにハイパフォーマンスと書いてある通り動きが速い。
  • リーフブレイクというよりはビーチブレイク。
  • 大波というよりはミドルからスモールウェーブ。
  • アップスでスピードを乗せてカービングまたはトップターン。

こう考えるとPQ54にすごく似ている。

ヨッシーの言っていることがなんとなく理解できた。
PQ54腰・腹・胸くらいのコンディションでまた乗らせていただきたいボードである。




◯お知らせ

【SURF & COFFEE】SESSION
vol.4 23.7/30

 

内容

モーニングコーヒー&サーフセッション
Moss surfboard wing pin 7’2&6’4 試乗可能⚡️
集合は吉川くんのお店 @atlanticcoffeestand でその日の波情報をチェック

日時

毎月1回 開催予定(6〜10月)
instagramにて開催日程を発表
9:30-14:00程度 
コンディションにより待機などもあります。時間に余裕を持ってご参加ください

場所

千葉北 一宮エリア
コンディションで変更あり

募集対象

サーフィン経験者でスノーサーフィン好きの方

人数

4-5名程度

代金

フリー

応募

7/13 (木)20:00〜募集開始
info@kotsugai-naoto.com













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Snowsurfer Naoto Kotsugai 小番 直人

日本海を望む霊峰"鳥海山"の麓町に生まれ育ち、一年を通して山 海にてサーフィンを楽しんでいる。現在は日本のスノーサーフィンの生みの親である田沼進三氏の元でスノーサーフィンスピリットを継承中。