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5.18.2011

SNOWSURF MEET in 鳥海山 1st を終えて〜

5/3に行った" SNOWSURF MEET in 鳥海山 1st "について書きます。

定員をオーバーする沢山のご応募を頂きました当イベントは、当初の参加募集人数が40名。しかし震災の影響から例年除雪していた山道が、燃料不足の為、除雪をしないと決定。このことから、イベント開催会場まで2台の雪上車を使用し4往復。最終的に参加者35名+スタッフ&ライダー合わせ15名、合計50名の団体で、駐車場から4km離れた大自然の中で開催となりました。

そして帰りはツリーランからボール状の沢を滑り繋ぎ、最終的には雪上車の道路を滑り降りてくる、約4kmの下山コースで終了です。
初めてのバックカントリーという方も5名ほど、その中には若干9才のサーファーも…。
参加者の7割の方が秋田県外の方、半数近くはサーファーでした。


6:30 am 〜 第一便 出発
7:30 am 〜 第二便 出発
雪上車に揺られること30分で会場に到着。
この日は前日までの新雪が3cm程積もった状態でピーカン、しかも雪は終日走るという最高のコンディションです。(ありがたや〜♪)

9:30am 〜 開会式
今回のイベントの趣旨とルール、スケジュールを説明。

ゲストライダーにはSNOWSTICKのライダーが集合。
白馬からヤスさんこと溝口靖史(HID…)、檜枝岐から平野崇之(BCガイド楽…),
富山から水間大輔(Rampjack…)、東京から白水翔、北海道の鉄平が参加できないのは残念…
そして千葉からPro surferでもあるDJシュガーこと佐藤千尋(HOTLINE…)もゲストとして来場。

イベント会場は約300mの沢をメインに辺り一帯どこを滑ってもよし。周りには小沢からオープンの急斜面、ツリーランとチョット登ると楽しめちゃうという、めっちゃ楽しい場所です。

そして会場ではサーフアーティストのTomioくんがライブペイント。

11:30 am 〜ランチタイム
うちのかみさんとパーティーでトークショーをしてくださった聖ちゃんによる、地元食材のきりたんぽ鍋のささやかな振る舞い。

…皆さんにマイ箸、マイ器を持参していただき、秋田の味を雪山の中で味わってもらって〜

お昼ごはんのあとは皆さん板の上で寝そべって日向ぼっこ。

午後は自分のペースで滑りたくなったら滑り始めるといった感じの、ユル〜い雰囲気で時間が流れていきます。

2:00 pm 〜 閉会式
チョット時間は早い終わりですが、ここから1時間30分かけ、45名の大団体で下山開始です。

3:30 pm 〜 終了、解散
全員無事にフィニッシュ。
最後はみなさんクタクタですが、充実感はたっぷりといった感じです。


6:30 pm 〜 パーティー開始 at 鳥海荘 
皆さんに疲れた体を鳥海荘の温泉で癒していただき〜… 日中来られなかったお客さんもたくさん来場。約70名の参加者にてパーティー開始です。

会場には協賛メーカーの展示ブースを設営し、展示品、協賛品、カタログなどを展示。
新しい物や気になる物チェックできますよ〜。

聖ちゃんのトークショーから始まり、Moss田沼進三社長のトーク、地元由利本荘市矢島総合支所長の乾杯で酒盛りの始まり〜。
聖ちゃんはpatagonia storeで開催しているスピーカーシリーズのレギュラー。海の事と鳥海山の事を交えたトークはいい感じでした。
そして田沼社長のトークもアツかった!皆さん聞き入ってましたね〜。

そして急遽決まったUCOCAのライブに、パーティー会場でもTomioくんのライブペイント、Dj Sugerこと千尋プロのDJプレイに、地元アーティストMatsumoto Underground、Dj Sou、それに加え協賛品の抽選会と盛りだくさんで濃〜い内容。

9:30 pm 〜 終了
とこんな感じで長い一日が終了致しました。



昨年の11月から準備を始めた今回のイベント" SNOWSURF MEET in 鳥海山 1st "ですが、今回が初めての試みに加え、3/11の震災の影響が大きく、開催するかどうか、開催できるのかどうか…と開催にいたるまで、乗り越えなければいけない壁がいくつもあり、本当に頭を悩ませました。

周りのイベントはバタバタと自粛。そして新たに立ち上がるイベントは震災復興のためのチャリティーイベント。しかし、オイラたちはこのSNOWSURF MEETを単純に震災復興のチャリティーイベントにするのは、本来の趣旨がブレてしまうので納得いかず…
悩んだ結果、本来の趣旨、「スノーサーフと春の鳥海山を楽しむ」に加え、被災地の中で一番被害の少ない秋田県として「元気な地域から元気を発信する」という、もうひとつの趣旨を掲げ開催することにしました。

実際に宮城の石巻から4名、多賀城市から2名の参加があり、「久しぶりに楽しめた〜」とのお声、ありがとうございます。

こんな感じで、かみさんの美奈と2人でこのイベントの大部分を創り上げて言ったわけですが、このイベントに共感頂いた沢山の方々の協力があって、大成功に終了することができたと感謝の気持ちでいっぱいです。みなさん、本当にありがとうございました。

もちろん来年以降も開催しますよ〜、由利本荘市の恒例イベントになるまで!

あ、あとこのイベントはFREERUN誌の記事になりますんで、乞うご期待です!

協賛Moss snowstick , Mountain surf , Deeluxe , Union , Coal , Hayashi Wax , Renature , HESTRA ,  Freerun , (株)自由工房  , SPY , Teton Bros , Tomio-Park , HOTLINE ,  KPS , 日本の海岸環境を守る会 ,  pangaea , rasox , THIS IS WET SHAMPOO ,   SONRISA ,  , UNKNOWN , manakai , CLEAN.BRAND(順不同)

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Snowsurfer Naoto Kotsugai 小番 直人

日本海を望む霊峰"鳥海山"の麓町に生まれ育ち、一年を通して山 海にてサーフィンを楽しんでいる。現在は日本のスノーサーフィンの生みの親である田沼進三氏の元でスノーサーフィンスピリットを継承中。